審査規定
●審査員の構成:
連盟の運営委員会が指名した審査員によって公平に審査される。
審査員は連盟参加サークルに所属、所属していた人材から選ばれる。
部門ごとに審査団を構成する。各審査団は8名の審査員からなり、審査員は複数の審査団を掛け持ちすることもある。
●審査規定:
審査は、純粋に演技内容に対して行なわれるもので、その時の演技内容以外いかなる要素(過去の受賞経験、年齢、容姿、学歴等)も審査の対象にはならない。
審査は「技術」と「パフォーマンス」を基準とする。
各部門10段階評価で最低点を1最高点を10とする。
【技術点】20点
技術点は以下の2つの指標により評価する。
・完成度 10点
演技者がどれほど上手にそのルーティーンを行うことができたかを評価する。
ドロップ・ミスが多ければ減点の対象となる。ジャグリングのフォーム、安定感なども評価の対象となる。ドロップを重視せずにルーティーンの印象を重視する。
・難易度 10点
そのルーティーンはどれほど難しいかを評価する。
ジャグリングする物体、ジャグリングする物体の数、ジャグリングのスピード、投げ方、キャッチの仕方、バランスの仕方、技、技のコンビネーション、技のバリエーションの多さ、失敗からのスムーズなリカバリーなどが評価の対象となる。完成度との重複を避けるため、ドロップは難易度に影響しないこととする。
もちろん、ある技が成功しなければその技に対する評価は失敗の程度により考慮する。また、ジャグリング以外の技術、例えば楽器の演奏やアクロバティックスなどのテクニックはそれ単独では技術点の評価の対象にはならない。ただしそれがジャグリングと組み合わされ、それによってジャグリングの難易度が上がるときは評価の対象となる。なお新奇性は考慮しない。
チーム部門において ソロで行う技は難易度では考慮せず構成やエンターテイメント性で考慮する。
【パフォーマンス点】20点
パフォーマンス点は以下の三つの指標で評価される。
・構成 10点
ルーティーンの流れ、ステージの演出、音楽との調和、衣装やキャラクター、使う道具やセット、全体的な芸術性などにより総合的に評価される。ジャグリングに関係のない技術もそれが全体的な演出をひきたてるものであれば、評価の対象となる。
・エンターテイメント性 10点
審査員の主観による満足度及び観客の満足度。会場の雰囲気、観客の盛り上がりなどによって評価される。
演技時間を超過した場合は減点される。
・また禁止事項に反する演技をした場合、失格とすることがある。
・以上の事項を踏まえた上で、審査員それぞれが審査を行う。
・部門ごとの審査員の人数×40点の合計点をとる。
・その合計点を参考にし、審査員で協議し、順位を決定する。
⇒審査団
→男子ジュニア
石田佳子/奈良大学ジャグリングサークルBLOSSOM
大北拓哉/大阪工業大学ジャグリングサークルTOSS
川村隆史/大阪府立大学奇術部Jenga ★審査団長
栗本浩輔/神戸大学ジャグリングサークルJUG六
為金克崇/関西学院大学ジャグリングサークルSPLASH
藤吉純也/大阪大学ジャグリングサークルPatio
森山直哉/神戸大学ジャグリングサークルJUG六
→女子ジュニア、チーム、女子フリー
稲垣大志/関西大学大道芸サークルジャグりま専科 ★審査団長
岩川開/奈良大学ジャグリングサークルBLOSSOM
藤原詩織/高知大学奇術部Trick or Treat
松崎翼/大阪芸術大学芸大パフォーマンスドール
松山恭子/同志社大学マジック&ジャグリングサークルHocus-Pocus
村上大騎/大阪芸術大学むつごろう雑技団
→男子フリー
阿部順道/京都大道芸倶楽部Juggling Donuts ★審査団長
池辺潤一/大阪工業大学ジャグリングサークルTOSS
兼平慎一/大阪大学ジャグリングサークルPatio
下岡太陽/大阪芸術大学むつごろう雑技団
世良京太/大阪大学ジャグリングサークルPatio
立松郁也/大阪府立大学奇術部Jenga
三原良太/京都大道芸倶楽部Juggling Donuts